グリーフ専門士(マスター)ペットロス専門士(マスター)共通コースです。

◎コース概要
グリーフケア・ペットロスケアの支援者として必要な対話法のトレーニングを中心とする講座です。
アドラー心理学に基づいた上級カウンセリングスキルが実践できるようになります。
また犯罪や自死の遺族をはじめとする複雑なグリーフの対応を深く理解し、
トラウマを抱えた方に安全に関わるための海外の最新理論を学びます。
さらに対人援助者として自分の感情をコントロールする方法を学びます。
グリーフケアを体系立てて理解でき、活躍の場が開かれる講座です。
グリーフにおける様々なクライアントにも向き合えるレベルを目指します。
専門士養成コース(マスター)内容 (オンライン開催)
1日目・2日目
事前課題(早期回想) | 幼少期の思い出を書き出す |
グリーフ理論の応用 | 課題モデル(J・W・ウォーデン)の理解と活用 |
アドラー心理学の全体像 | 認知論・主体論・目的論・共同体感覚・全体論・対人関係論 |
ライフスタイルの概念と分析 | アドラー心理学におけるパーソナリティの形成の考え方 |
アートセラピーの基本 | 非言語の支援と意義 |
早期回想法の導入と利点 | 早期回想法と各種心理検査法のメリット・デメリット |
3日目・4日目
早期回想による自己概念・世界像・自己理想の認知 | クライアントとの関係で揺らがないために大事なこと |
早期回想法の演習1 | クライアント体験 |
早期回想法の演習2 | カウンセラー体験 |
アドラーカウンセリングの留意点 | グリーフケアを意識したアドラーカウンセリング |
グリーフケアとスピリチュアルケア | クライアントの認知を大切にする |
課題 | 早期回想法を通じた敬話敬聴 |
5日目・6日目
持続性複雑死別障害(PCBD) | DSM-5から「複雑なグリーフ」を理解する |
自殺の対人関係論 | 所属感・負担感・自殺潜在能力から考える |
死にたいという気持ちへの対応 | 具体的な事例を用いた介入の演習とディスカッション |
自死遺族の反応と対応 | 自死による遺族特有の反応と関わりの配慮 |
事故遺族の反応と対応 | 事故による遺族特有の反応と関わりの配慮 |
犯罪遺族の反応と対応 | 犯罪による遺族特有の反応と関わりの配慮 |
7日目・8日目
トラウマを理解する | トラウマの影響と心的外傷後ストレス障害(PTSD) |
ポリヴェーガル理論 | トラウマ治療の最新理論を現場に活かす |
PTSDをケアする手法 | トラウマケアにおける代表的な心理療法とリラクゼーション |
災害時のグリーフケア | 死別とサイコロジカルファーストエイド(PFA) |
グリーフケアの本質 | 喪失と再生 |
課題 | 各種技法を活用した敬話敬聴 |
*合計36時間
*コンテンツはより良い講座にするために若干変更する場合がございます。
*参加対象者はアドバンス講座修了生です。
専門士養成コース(マスター)講座日程
全日程担当講師:井手敏郎
【2022年】
〇1月2月 水曜夜クラス 受付終了となりました
※1月2月 月曜昼クラスの時間帯は
受講ご希望多数のため、アドバンス講座開催となりました。
3月以降の昼クラスをご検討いただければ幸いです。
〇3月4月 月曜昼クラス 講師:井手敏郎
全日程 13時00分~ 16時30分
第1回 3月 7日(月)
第2回 3月 14日(月)
第3回 3月 21日(月)
第4回 3月 28日(月)
第5回 4月 4日(月)
第6回 4月 11日(月)
第7回 4月 18日(月)
第8回 4月 25日(月)
〇3月4月 水曜夜クラス 講師:井手敏郎
全日程 19時30分~23時00分
第1回 3月 2日(水)
第2回 3月 9日(水)
第3回 3月 16日(水)
第4回 3月 23日(水)
第5回 3月 30日(水)
第6回 4月 6日(水)
第7回 4月 13日(水)
第8回 4月 20日(水)
*進行状況により、終了時間が30分ほど長引く場合があります。
◎専門士養成コース(マスター)
参加費 170,000円(税込187,000円)
※ 副読本「
特別案内「グリーフケア入門講座」(無料)のご案内

大切な人を亡くした方と、どう向き合えばいいのだろう。
自分が大切な人を失ったとき、どんな状態になるのだろう。
そんなことを考えたことはありませんか
オンラインで学べる入門講座を行っています。
参加希望の方はこちらからお申込みください。
https://www.fvs.jp.net/form/?id=139&key=MTM5MTE0NDIy
(グリーフケアの基本を学べる「グリーフケア/ペットロスケア入門講座」)